風邪が吹けば桶屋が儲かる。そして募金をすればお金が貯まる。そんな法則があったらどうしますか?今回ご紹介するのはちょっとしたことが実はすごい影響を呼ぶということをご紹介したいと思います。
■窓が割れればスラム街が出来る
割れ窓理論って御存知ですか?
軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。ブロークン・ウィンドウ理論、壊れ窓理論ともいう。※wikiより
1980年のニューヨークはアメリカ有数の犯罪多発都市でしたが、新しい市長のルドルフ・ジュリアーニという人が治安対策で大きい犯罪よりも軽微な犯罪を徹底的に取り締まる施策で実際次のようなことをしました。
- 落書きを消す
- 未成年の喫煙や万木日を取り締まる
- 違法駐車を取り締まる
そして就任から5年間でなんと犯罪の認知件数が減少しました
- 殺人:67.5%もダウン
- 強盗:54.2%
もダウン - 婦女暴行:27.4%
もダウン
要するに大きな問題には小さな問題が影響しているということです。まだピンとこない人はこんな例はどうでしょうか
■なぜ募金をするとお金が貯まるのか
毎日買い物をすると思います。その際にレジ横の募金箱に毎回100円を入れるようにするんです。そうするとお金がたまります。お金が減っているのになぜ貯まるか。不思議だと感じることでしょう。
普段募金をしない人は100円募金するのはもったいないと思うでしょう。そんな人に限って散財するんですよね。ついつい無駄なものを買っちゃう。この100円を募金するということは100円の大事さを認識する効果があるです。
100円を募金することで普段の無駄遣いを意識することが出来る。コンビニで買い物を終わったあとに100円を入れる。そうすると買ったものでちょっと無駄遣いしたかも。。。。っと反省する機会ができます。
これを繰り返していくと、買い物する前に必要な物かな?って考えるようになります。すると安物買いの銭失いがへります。そして本当にいいものを買って大事に使っていくようになります。
こういったことを繰り返していくとお金を使う楽しさより別の楽しさの発見にもつながります。これってメンタル的なものなので実際に習慣化して見た人にしかわからないけれど1ヶ月間コンビニに行く度に100円入れることを強制ルールにしててみてください。
単純にコンビニに行く回数が減ると思います。するとコンビニって実は必要ないんじゃないかなって思えるはずなので