FXトレードしている人でほとんどの人が様々なインジケーターやオシオレーターを設定していることだと思います。そして、ある程度熟練したFXトレーダーの方なら、自分で理由付をして設定されているとおもうので問題はないと思います。
しかし、FXを始めたばかりの初心者の方はとりあえず本に書いてあったから表示していてそこに自分なりの解釈が入っていないんですよね。
そこで今回は、移動平均線を題材として、自分にとって意味のあるインジケーターの設定の方法を考えて行こうと思います。
■インジケーターは家でいう基礎部分
みんなが必要と言っているからという理由だといらないという人が周りにたくさんいたら必要がない。ということになります。実際に自分は移動平均線は1本だけしか使っていません。15分足のチャートだけに表示して、今はそれ以外に引いていません。
何となくで出すぐらいなら、そもそも表示自体に意味はないのです。そして、それを基礎としてにトレードルールを構築することはできません。作っても何となく曖昧なルールになってしまいうまく行きません。
チャートの設定はトレードのルールを作る際の基礎部分です。家でいう土台の部分なのでここは強固なものにしなければいけません。
■実際の自分のケースでご紹介します。
自分は平日20〜22時限定のトレーダーです。そのためスキャルピングがメインのトレード手法となります。そのため大きなトレンドよりもその日のトレンドを重要視しています。
そこで1日のトレンドを判断するために移動平均線を使っています。
1日は24時間なので24時間分の移動平均を使っている15分のチャート上に表示する必要があります。
15分だとローソク4本分が1時間分となります。それを24時間分なので4×24=96となります。
そこで自分が使っている移動平均線の設定は96としています。これで過去24時間分の移動平均を15分チャート上に描画することができます。
このようにしてどういった目的で使いたいのかを考えてから移動平均線のパラメーターを設定するか考えることで自分のトレード手法に自信がつき、メンタルの安定につながります。
FXだとだいたい200移動平均線をが効くと言われていますが、そもそもそれは使う時間軸によって意味合いが変わりますし、事前に目的を持っていないと、かんたんにだまされますし自分に都合のいいように解釈してしまいます。
移動平均線は誰でも簡単に使えるインジケーターです。まずはそこから目的や意味を考える癖をつけましょう。
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